バキ道5巻 相撲VS格闘技
日本どころか世界各地で中国武漢発のコロナ騒動で落ち着かない毎日です。
そんな中行われている、相撲の取り組みは無観客なので違和感がありますね。
いつもなら、歓声や座布団が飛び交うのに・・・前座の取り組みを見ているようです。
さて、先日発売されたバキ道5巻で感じたことをつらつらと~
今回の内容は最初から最後まで「格闘家VS関取」です。
結論から言いますと「相撲を神格化しすぎ!」ですw
すごく・・・違和感・・・ですww
関取の格闘試合で一番認知度が高いのは第64代横綱の曙の試合ではないでしょうか。
その惨憺たる戦果には目を覆うばかりでした。
バキ道の流れでいけば、現実のK-1でこのようなことにはならなかったでしょう。
ましてやボブ・サップという2流の格闘家相手にこのような姿では・・・。
今回のバキ道で関取に格闘家のパンチは全く効かないような描写でしたが。
関取の身体能力は決して低くないですし、むしろ高いでしょう。
ただ打撃に対する免疫は果たしてどこまであるのでしょうか?
いくら身体が頑丈でも、打撃に対する免疫が無いと防御の反応が出来ません。
グラップラー刃牙の頃から、その描写はありました(マウント斗羽戦)。
横綱という最強最高の地位にいる関取がこれです。
しかし、最後はミルコにKOされました・・・しかもボディに膝蹴りを喰らって。
彼の場合は柔道のバックボーンと元々の身体能力があったから戦えていたのであって、決して相撲のおかげではないと考えられます。
結構好きな関取でしたが~・・・彼も総合格闘技やキックボクシングの試合を行っています・・・しかし黒星ばかりです。
それも結構KOされているんですよね。
キックボクシングでは相撲の技術を活かしにくいとしても、総合格闘技では結構使える技術があるハズなのですが。
これらから考えると、相撲が格闘技を圧倒するというのは困難なことが分かります。
昔のようにインターネットが発達しておらずyoutubeが無い時代には、情報が無いため相撲VS格闘技を未知との遭遇みたいな浪漫で脳内補完することも可能でしたが~・・・小学生ですらインターネットが出来る現在ではネタ明かしされたマジックみたいなものになってしまいます。
ここら辺が違和感の正体ですかね。
別に板垣ワールドにケチをつける訳ではありませんw
勿論、この後に愚地親子、渋川先生、花山、刃牙の全勝をもって相撲編を締めくくるのでしょう・・・板垣先生は格闘家サイドの人間のはずなので。
次回のバキ道6巻を期待して待ちたいと思います。
「私は一向に構わん!」